A 正の数・負の数
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正の数とは、0より大きい数のことです。
負の数とは、0より小さい数のことです。
0は、正の数でも負の数でもありません。
正の数の表し方は、数字の前に+をつけて表します。
(例) +1、+2、+3・・・ 数字の前につけた+のことを「プラス」と読みます。
(例) +1、+2、+3・・・は「プラス1」、「プラス2」、「プラス3」・・・と読みます。
負の数の表し方は、数字の前に-をつけて表します。
(例) -1、-2、-3・・・ 数字の前につけた-のことを「マイナス」と読みます。
(例) -1、-2、-3・・・は「マイナス1」、「マイナス2」、「マイナス3」・・・と読みます。
+や-をこのように使うとき、+を「正の符号(せいのふごう)」、-を「負の符号(ふのふごう)」といいます。
足し算や引き算で用いた+や-は「記号」といいます。
【例題】 次の温度を、正の符号、負の符号を使って表しなさい。
(1) 0℃を基準にして、それより5℃低い温度
(2) 0℃を基準にして、それより18℃高い温度
【解答】
(1) -5℃
(2) +18℃
【解説 】
反対の方向や性質を持つ数量は、基準を決めて一方を正の符号を使って表すと、もう一方は負の符号を使って表すことができます。
温度は0℃を基準にして、0より高い温度を正の符号、0より低い温度を負の符号を使って表しています。
【確認問題1】 次の問いに答えなさい。 (解答はこちら)
(1) 今を基準にして、いまから15分前を-15分と表すと、今から10分後はどう表すことができますか?
(2) 東西にのびる道路で、東へ5km進むことを+5kmと表すと、西へ3km進むことをどう表すことができますか?
【確認問題2】 次の数を、正の符号、負の符号をつけて表しなさい。 (解答はこちら)
(1) 0より7大きい数
(2) 0より5小さい数
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