フクロウ学園

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中学1年 社会 歴史

794年 平安京(へいあんきょう)遷都

 794年 長岡京の造営を主導した藤原種継暗殺事件がおこると、桓武天皇は和気清麻呂の意見を聞きいれ、山背国葛野郡宇太村(京都府京都市)に平安京に都を移しました。
平安京は1180年に一度半年間、摂津福原京(せっつふくはらきょう)への都を移したことをのぞけば近代の1869年までの日本の都でした。
 貴族の藤原氏は他の貴族を退けながら娘を天皇の(きさき)にして、次の子を天皇に立てて勢力を伸ばしました。
このように天皇の母親又は后の一族になることを外戚(がいせき)関係といいます。
この794年から、貴族の時代から武士の時代になる1185年までの約400年間を平安時代といいます。
 山背国も山城国と改め、これまでの遷都の際に見られた大寺院の移転は、一切認められなかったが、間もなく最澄・空海ら新仏教は保護されました。