フクロウ学園
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中学1年 社会 歴史
室町時代(南北朝時代)
1335年 足利尊氏は鎌倉に移ったことをきっかけに建武の新政に反旗をひるがえし、武家政治の再興を呼びかけ、持明院統の光明天皇を立てて反乱しました。
対して、後醍醐天皇は光明天皇に三種の神器を渡して吉野(今の奈良県)に逃げます。
これによって、尊氏が京都に光明天皇を立てて、後醍醐天皇が奈良に逃げたため、二つの朝廷ができました。
足利尊氏の京都側の朝廷(武家政権)を北朝(持明院統)、後醍醐天皇の奈良側の朝廷を南朝(大覚寺統)といいます。
1392年に南朝の後亀山天皇が京都に帰って南北朝が合わさるまで、約60年もの間内乱が続きました。この時代のことを南北朝時代といいます。
この内乱を通じて守護は半済や守護請などの権利を認められて、一国全体を支配するようになり、守護領国制が広まりました。
約60年続いた南北朝の内乱は3代将軍足利義満の代に、南朝の後亀山天皇が北朝の後小松天皇に三種の神器を渡し、南北朝の統一がされました