フクロウ学園

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中学1年 社会 歴史

日本列島の誕生

 今から数十年前の日本列島はm海面が100m以上も低くかったため、大陸と陸続きで、日本海は湖でした。

 今から1万年前、氷河期がおわり、海面が高くなって日本列島となりました。

 第二次世界大戦前まで、日本列島には1万年以上前には人は住んでいなかったとされていましたが、

1946年に相沢忠弘(あいざわただひろ)氏が群馬県の岩宿(いわじゅく)(がけ)の断面(関東ローム層)から打製石器を発見しました。

この発見をきっかけに、静岡県の浜北人、栃木県の葛生(くずう)人、 沖縄県の港川(みなとがわ)人など、全国各地で旧石器時代の化石が発見されました。

この時代の人々はまだ土器をもたない生活をしていたので、この時代を先土器(せんどき)時代無土器(むどき)時代)ともいいます。

※ 第二次世界大戦前の日本の考古学会では、1万年以上前には日本に人は住んでいなかったということが常識であったため、相沢忠弘氏の発見は大きく取り上げませんでしたが、
1949年に明治大学の調査で、日本に土器をもたない人々が生活していたことが確認されました。