フクロウ学園

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中学2年 社会 歴史

1579年 織田信長が楽市楽座(らくいちらくざ)をはじめる

 織田信長は7層の壮麗な天守をもった安土城(あづちじょう)が完成し、以後本格的な政治の中心としました。
安土城城下町の市では税を免除する楽市楽座の政策をとって経済を促進させました。
また、武力制圧した場所では城郭(じょうかく)(城の堀や壁)をなくし、関所を廃止し、道路整備をして流通をよくして商工業の発展をすすめました。
仏教との反乱に苦しんだ信長は、キリスト教を保護しました。
家臣・公家・寺社に対して所領を決めるために荘園制を廃し検地(けんち)(土地の米のとれる量を調べること)を実施して朱印状(しゅいんじょう)(領地を記した帳面)をつくり、功績による所領の給付を図りました。
 信長は毛利水軍(もうりすいぐん)(戦国大名毛利氏の水軍)甲鉄艦(こうてつかん)(外板を鉄板で覆って装甲した木造軍艦)をもって木津川口(きづかわぐち)(大阪湾木津川河口)で破ります。
 信長は1569年から包囲を続けていた石山本願寺(いしやまほんがんじ)(大阪の浄土真宗の本山)の反乱を次々に克服します。
 誠仁親王(さねひとしんのう)に京都二条の屋敷を献上し、朝廷の政務は二条御所(にじょうごしょ)で行われるようになりました。