中学2年 社会 歴史
1641年 鎖国完成
鎖国は、徳川幕府が長崎の出島以外での海外との外交を禁じた制度です。
ヨーロッパの国で交易できる国は、オランダのみとなりました。
第3代将軍徳川家光は、キリスト教の増加と信者の結びつきを恐れたため、禁教を強化し、貿易統制を進めました。
鎖国までの流れは以下の通りです。
1616年 幕府は、ヨーロッパ船の寄港地を限定します。
1623年 イギリスは平戸の商館を閉鎖し、インド経営に専念します。
1624年 スペイン船の来航を禁止します。
1633年 奉書戦以外の海外渡航を禁止します。
1635年 日本人の海外渡航と帰国を禁止します。
1636年 ポルトガル人を出島に強制的に移住させます。
1637〜1638年 島原の乱
1639年 ポルトガル船の来航を禁止します。
1641年 平戸のオランダ商館を長崎に移させ、オランダ人も長崎出島に集めて住まわせました。
出島は、外部からの出入りを厳しく取り締まり、特定の役人との交渉のみ許されました。