フクロウ学園

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中学2年 社会 歴史

1894年 イギリスが領事裁判権(りょうじさいばんけん)撤廃(てっぱい)関税自主権(かんぜいじしゅけん)回復(かいふく)合意(ごうい)

 1858年の安政の五か国条約で条約相手国に領事裁判権を与え、関税自主権がないという不公平な条約を締結してしまいました。
領事裁判権を与えるということは、日本に住む外国人が悪いことをしても、裁判は悪いことをした外国人を罰することはありません。
また、関税自主権がないということは、日本が条約相手国と輸出入する際に関税を決める権利がないことです。
明治政府はこの不平等な条約を改正することが一大課題となっていました。
 1894年 政府はイギリスとの領事裁判権の撤廃と関税自主権の回復に合意させることに成功しました。