中学2年 社会 歴史
1912年 第一次護憲運動
大正天皇が即位します。
この時代の事を大正時代といいます。
大正時代は第一次世界大戦がはじまります。
当時、政府は江戸幕府を倒した元薩摩藩と長州藩の人が中心になって動かしていました。
この政治を藩閥政治といいます。
藩閥政治に対して憲法に基づいて議会中心の政治を望む運動が始まります。
これを護憲運動といいます。
日露戦争で賠償金がとれなかったため財政難になっている中、軍備の拡張を望む藩閥政治に反対して、立憲政友会の尾崎行雄と立憲国民党の犬養毅らは憲政擁護会を結成して運動を起こします。
この運動のことを第一次護憲運動といいます。
軍備の拡張を押し通そうとした当時の首相桂太郎内閣に対して民衆が国会議事堂に押し寄せたり国民新聞社や警察を襲います。
桂内閣は総辞職に追い込まれます。